こんにちは、ジェーちゃんです。
私は現在、経理の仕事をしています。
連結決算や予算編成、海外子会社とのやり取りなど、数字と向き合う毎日です。
でも実は、最初から経理になりたかったわけではありません。
新卒で入社したのは証券会社でした。
しかも営業職です。
今の私を知っている人からすると少し意外かもしれません。
今日は、そんな私がなぜ経理職を選んだのかを書いてみたいと思います。
学生時代は国際協力を学んでいた
実は私は、もともと国際協力に興味がありました。
短大では英語系の学科に所属していました。
もっとも、今でも英語は決して得意ではないのですが(笑)。
そんな学生時代、とある授業で国際関係について学ぶ機会がありました。
世界には貧困や紛争、教育格差など様々な問題があります。
それらに対して国や国際機関がどのように支援を行っているのか。
私はその話に強く惹かれました。
当時の私は、
「将来、人の役に立つ仕事がしたいな」
と漠然と考えていました。
そこで開発途上国支援を専門的に学べる四年制大学へ編入しました。
今振り返ると少し青臭いかもしれません。
でも当時は本気でした。
だから、あの頃の私に
「将来は経理の仕事をしているよ」
と言っても絶対に信じなかったと思います。
なぜ証券会社へ入社したのか
就職活動は正直うまくいきませんでした。
内定をいただいたのは大学四年生の秋頃です。
周りの友人たちは就職先が決まり始めていました。
私はかなり焦っていました。
そんな時に出会ったのが証券会社でした。
国際協力を学んでいた私からすると、証券会社は少し違和感がありました。
利益を追求する世界です。
私が学んでいたこととは真逆のようにも感じました。
それでも入社を決めた理由があります。
私は国際情勢や経済に興味がありました。
世界で起きた出来事が株価や為替へ影響する。
政治や経済がマーケットに反映される。
その仕組みは純粋に面白いと思っていました。
それに当時の私はかなり意識高い系でした。
成長したい。
若いうちは苦労した方がいい。
そんなことを本気で考えていました。
だから、
「今すぐ国際協力の仕事には就けなくても、ここで学ぶことは将来きっと役に立つ」
そう自分を納得させて入社しました。
現実は思っていたより厳しかった
ところが現実は想像以上に厳しいものでした。
毎日数字、数字、数字。
数字が取れなければ詰められる。
数字が取れるまで帰ってくるな。
そんな空気がありました。
私は営業先へ向かうふりをして、
「外交へ行ってきます」
と言いながら街を歩き回ることもありました。
もちろん行く先なんてありません。
ただ会社へ戻るのが怖かったんです。
売る商品も高リスク商品が中心でした。
本当にこれでいいのだろうか。
お客様のためになっているのだろうか。
そんなことを考えるようになりました。
気づけば、自分が何のために働いているのか分からなくなっていました。
毎日のように涙が出ることもありました。
そして入社から八か月後、退職を決意しました。
当時は本当にショックでした。
私は新卒三年以内に辞める人なんてありえないと思っていました。
そんな自分が辞める側になってしまった。
その事実を受け入れるのに時間がかかりました。
経理を選んだ理由
次の仕事を考えた時、もう一度営業をやるイメージは持てませんでした。
同じ失敗を繰り返したくなかったんです。
そこで考えたのが、
「手に職をつけたい」
ということでした。
営業は人によってやり方が違います。
でも経理は違います。
会計の知識があり、経験を積めば、それが専門性になります。
私はそこに魅力を感じました。
とはいえ、第二新卒での転職活動は簡単ではありませんでした。
入社八か月で退職しています。
企業から見れば不安要素だらけです。
それでも、
「このままでは本当に何もなくなってしまう」
という気持ちで転職活動を続けました。
そして経理職として働くことになりました。
「経理のプロになりたい」と思った
証券会社で挫折した経験は私の中で大きな出来事でした。
だからこそ次の仕事では、
「私はこれが得意です」
と胸を張って言えるものが欲しかったんです。
そこで始めたのが簿記の勉強でした。
最初は簿記二級も難しく感じました。
問題文を読んでも何を言っているのか分からない。
それでも毎日少しずつ勉強を続けました。
そして合格できた時は本当に嬉しかったです。
人生で初めて、
努力が結果につながった感覚を味わった気がしました。
経理を続けて分かったこと
実際に経理として働いてみると、想像以上に奥が深い仕事でした。
経理は単なる数字入力ではありません。
会社の活動が数字に表れます。
経営とも近い仕事です。
私自身、連結決算や予算編成など様々な業務を経験してきました。
現職へ入社した頃は、
「PLヒット」
「OPヒット」
と言われても、
「へえ?」
という状態でした。
今では意味も理解できますし、自分で説明もできます。
もちろん今でも勉強することばかりです。
でも、それが面白いと思えるようになりました。
35歳になった今思うこと
当時の私は、証券会社を辞めたことを失敗だと思っていました。
でも今はそう思いません。
あの経験があったから経理に出会えました。
遠回りだったかもしれません。
でもその遠回りがあったから今の自分があります。
もし証券会社を辞めていなかったら。
もし経理へ転職していなかったら。
今の私はいなかったと思います。
おわりに
もし新卒で悩んでいた頃の私に声をかけるなら、
「その経験は無駄にならないよ」
と言いたいです。
当時は失敗だと思っていたことも、振り返ると人生の大切な転機でした。
証券会社を辞めたことは辛かった。
でも、あの選択が今の私を作っている。
今はそう思っています。
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